営農再開の現状を視察 庄子農林水産大臣政務官

 庄子賢一農林水産大臣政務官は2月11日、当JA管内にある楢葉町の蛭田牧場を訪問しました。2011年の東京電力福島第1原子力発電所事故後の営農再開の現状を視察し、飼料高騰の影響や耕畜連携などについてヒアリングしました。
 視察では、同牧場主の蛭田博章さんと娘の蛭田あやのさん、当JAの高野順復興専任理事ら役職員が出迎えました。
 同牧場は、震災前には120頭の乳牛を飼育していましたが、原発事故による避難指示により、酪農経営の休業を余儀なくされました。2年後には営農再開に向けて牧草地の除染などに取り組み、2017年1月に避難区域から初めて原乳の出荷を再開しました。
 視察をした庄子政務官は「飼料の高騰などで酪農業は厳しい状況となっている。問題解決に向け取り組んでいきたい」と話しました。

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