いわき市農林業賞 1団体2個人表彰
いわき市は1月30日、同市のクレールコートで2025年度いわき市農林業賞表彰式を開き、同市農林業の発展や農村社会の近代化に意欲的に取り組み、顕著な実績を上げた1団体2個人を表彰しました。
個人・団体の部で平子作麿さん、㈱JRとまとランドいわきファーム、青年の部で折笠明憲さんが受賞しました。内田広之市長が受賞者に賞状とメダルを贈呈。受賞者を代表して、平子さんが「ますます研鑽を重ね、農林業振興のために努力していく」と話しました。
平子さんは、国有林や市有林を中心に素材生産や森林整備の事業を展開。従業員が働きやすい環境を整備し、林業分野で活躍しています。磐城林業協同組合の理事長も務め、チェーンソー取扱作業指導員として市全体の林業従事者の安全教育を進めてきました。
㈱JRとまとランドいわきファームは、約1.7㌶の太陽光利用型植物工場で年間通じて10種類のトマトを栽培し、生産物の品質や安全性に配慮した持続可能な農場経営に取り組んでいます。トマトの一部は、同市ブランド「サンシャイントマト」として出荷し、JA系統販売の拡充に寄与しているほか、トマトの収穫体験や6次化商品の開発などを通じて広く同市産トマトのPRに貢献しています。
折笠さんは、水稲や季節野菜を栽培するほか、高齢農家からの稲刈り作業を積極的に受託し、地域農業を支えています。2012年には、収穫した稲を迅速かつ効率的に処理する「ミニライスセンター」を設立し、専用機器の導入で作業の効率化と品質向上を実現。県農業協同組合青年連盟幹事長を務め、県内外の若手農業者との交流を推進するほか、小学生に対する体験型学習を通じ、次世代への農業継承にも尽力しています。