双葉ダルマ市でダルマ販売 ふたば地区女性部双葉支部

 当JAふたば地区女性部双葉支部は1月11、12日の2日間、双葉町のJR双葉駅前で開かれた双葉ダルマ市で特産の双葉ダルマを販売しました。
 双葉ダルマ市は江戸時代から受け継がれる同町の伝統行事で、東日本大震災後も伝統を絶やさぬよう町民有志が避難先のいわき市で継続してきました。2023年より同町で再開し、初日は県内外から約2000人が来場しました。
 会場には、同女性部員が昨年の夏から一つ一つ絵付けしてきた約1000個の色とりどりのダルマが並び、訪れた来場者は、復興や一年の多幸などを願って双葉ダルマを買い求めました。
 石田惠美同支部長は「今年もこの場所で開催し、皆さんの笑顔が見られてうれしい。今後もこの伝統を継承していきたい」と笑顔で話しました。
 11日には名物の巨大ダルマ引きが行われ、体長約3.5㍍、重さ約600㌔の巨大ダルマを南北に分かれて引き合いました。北が勝てば無病息災と豊年満作、南が勝てば家内安全と商売繁盛の1年になるとされ、今年は北が勝利しました。

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