いわき市と福島大学が連携 成果報告会を開く

 いわき市と福島大学食農学類は3月10日、いわき市のいわき芸術文化交流館アリオスで「福島大学食農学類との連携推進事業」「福島大学連携によるマーケティング調査研究」2024年度成果報告会を開きました。同大学の学生や教員、いわき市などの関係機関から約120人が出席しました。
 同事業は学生と教員が中心となり、いわき市内の農業課題や地域課題を明らかにし解決の手がかりを探るため、2022年度に始まりました。  
 今年度は、「ねぎの持続的な産地の在り方を考える」「地域農業におけるいちじくの導入と今後の経営」などのテーマに分かれ、フィールドワークやワークショップを行ってきました。当JAも同事業に参加し、フィールドワークでの見学受け入れや、ワークショップで同市産農産物について学生と意見交換をしました。
 報告会では、各テーマの研究結果のほか、いわき市産農産物の今後の販売戦略構築に向けて、主要品目であるトマト、ネギ、梨、イチゴの4品目を対象に、マーケティング・産地振興方策について、調査研究の結果を発表しました。

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