川内村ハウスぶどうの品質向上に向けて 現地指導説明会

 当JAふたば南部営農経済センターと双葉農業普及所は5月8日、川内村の秋元英男さんの圃場でハウスぶどうの現地指導説明会を開き、同村のハウスぶどう生産者約30人が参加しました。
 同村は原発事故により全村避難を余儀なくされましたが、2014年に一部避難指示が解除され、営農再開に向けて目玉となる新たな村の栽培品目として、2015年にハウスぶどうの実証圃場を設置し、現在は同村で44人が栽培に取り組んでいます。ハウスぶどうの栽培は周辺町村にも波及し、2024年は生産者約80人、栽培面積約150㌃となりました。
 説明会では、当JA職員と同普及所職員が今後の栽培管理について説明し、新梢管理や適切な摘穂方法について実際にブドウの木を確認しながら指導しました。その後農薬の適正使用や農作業事故防止について呼びかけました。
 当JA職員は「今後も指導説明会を通して、同村のハウスぶどうの品質向上を図っていきたい」と話しました。

前の記事
次の記事
一覧へ戻る

PAGE TOP