規格統一と高品質出荷目指す さやえんどう目ぞろえ会開催

 当JAたむら統括センターは5月7日、田村市のJAそさいセンターでたむら地区園芸部会さやえんどう専門部会目ぞろえ会を開きました。部会員、田村農業普及所、JA職員ら約20人が参加し、出荷に合わせて作物の規格統一や品質について確認しました。
 目ぞろえ会では同普及所職員が品種ごとに出荷規格を説明。実際に現物を見ながら「過熟気味については早めの収穫を意識し、A品率を高めていこう」とアドバイスしました。
 参加した部会員はスナップエンドウの規格についてJA職員や他の部会員に確認し、熱心に写真やメモを取っていました。その他、農作業事故、熱中症対策、農薬の適正使用について注意喚起されました。
 また、田村農業普及所の佐藤正武専門員が今後の栽培管理について説明。「開花期以降は、ハウス内の温度が高すぎると徒長や高温で落下することがあるため、ハウス内が20℃以上にならないよう換気が必要」と話しました。かん水管理、温度管理、追肥、誘引なども学びました。
 同部会の八木沼孫一部会長は「先月からハウス栽培の出荷が始まった。現物の作物を見ながら出荷統一に向け確認しよう」とあいさつしました。
 同地区管内では4月27日からスナップエンドウの出荷を開始。「スナック753」「ホルンスナック」「グルメ」「ゆうさや」などのサヤエンドウ・スナップエンドウの品種を栽培しており、主に県内や京浜市場に出荷します。5月7日は1kg入り117箱を出荷しました。
 2025年度は作付面積約2.8㌶、販売金額4700万円を目指します。出荷は7月まで続く予定です。

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