
ASAKAMAI887 田植え完了
当JAASAKAMAI887生産部会の古川弘作部会長は5月18日、郡山産米「あさか舞」のフラッグシップとなる最高級ブランド米「ASAKAMAI887」200㌃の田植えを完了させました。古川部会長は、6条植えの機械を使って10㎝程に育った苗を植え、厳しい基準をクリアした最高級の米作りに力を注いでいます。
「ASAKAMAI887」は「どこよりも安全でおいしい最高級の米とその生産者の誇りを届ける」がコンセプトで、食味値88点以上、タンパク質含有率6.1%以下、ふるい目2.0ミリメートル整粒歩合80%以上 、 特別栽培米、 認証GAP取得農場、カーボンニュートラル水田の7つの厳格な生産基準が設けられています。
以前まで生産要件に設けていた「エコファーマー認定者」の要件は、エコファーマー認定制度の根拠となる持続農業法の廃止に伴い基準から除外。その後の新制度「みどりの食料システム法」に基づき、温室効果ガスの排出など環境への負荷の低減に部会で着目し、「カーボンニュートラル水田」の生産要件を新設しました。
カーボンニュートラル水田は「カーボンニュートラル+水田」の造語。同部会では、昨年度より温室効果ガス削減を目指し、メタンガスの抑制効果がある一時的に水を抜く「中干し」の延長により、水田でのカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを進めています。
農水省によると、地域や条件によって差はありますが、中干し期間を7日間延ばすとメタンの発生量を3割減らせます。
古川部会長は「猛暑や天候不順を乗り越え、安全安心で美味しい最高級の米を作り、皆さんにお届けしたい」と意気込みました。
今年は、部会員11人が1470.2㌃の水田で栽培に挑みます。