
日本大学学生によるロハスの畑プロジェクト サツマイモ苗を定植
農薬や化学肥料に頼らない環境にやさしい循環型農業の実証実験「ロハスの畑プロジェクト」に取り組む日本大学工学部のオープンキャンパス実行委員会は6月14日、郡山市にある同大学構内の圃場で、サツマイモの苗を定植しました。プロジェクトに賛同する当JAは、環境に配慮した生分解性マルチなどの農業資材を提供。圃場整備や栽培管理について指導しました。
同プロジェクトでは、竹を粉状にした「竹パウダー」などを使い、学生らが循環型農業を実践しています。
定植には、同委員会のメンバーやJA職員ら約20人が参加し、JA職員の指導のもと、JAが提供したサツマイモ「べにはるか」の苗約700本を植え付けました。
この取り組みは今年で3年目で、今回は畦幅(うねはば)を広く設定し、栽培管理における作業効率化を図りました。
同委員会の鈴木ひかり代表は「肥培管理を徹底し、品質の良いサツマイモを栽培したい」と話しました。
同大学工学部では、健康で持続可能な生活と社会を実現する「ロハス工学」をテーマに教育・研究を進めており、今後は同大学学園祭での販売やJAへの出荷を計画しています。