郡山地区梨生産部会 実績検討会
当JA郡山地区梨生産部会は12月2日、郡山市の山城屋別亭「月の庭」で実績検討会を開き、8月に開かれた2025年度梨品評会と、11月に選考を行った部会長賞の表彰を行いました。品評会では安斉恵美子さんを福島県知事賞に選び、各賞の6人を称えました。部会長賞では、幸水・豊水の両部で谷代克明さんを選び、佐東富士夫部会長から賞状を贈りました。
検討会には同部会、当JA、関係機関から約60人が出席。佐東部会長が「検討内容を生かし、来年度も皆さんとともに高品質な梨の栽培に取り組んでいきたい」とあいさつし、当JAの山田賢一常務が「今年度は気象変動に苦労されたと思う。JAとしてもより良い栽培に向けて支援していく」と話しました。
検討会では、部会長賞を受賞した谷代さんが栽培の取り組みを説明し、管理作業のアドバイスをしたほか、県中農林事務所が今年度の梨の生育経過と今後の留意点を共有。当JA職員が販売実績を報告しました。
今年度はひょう害や病害虫による被害は見られませんでしが、高温・干ばつにより小玉傾向となり、出荷数量は19万707㌔で前年比76%、販売実績は7933万9172円で同79%といずれも前年度を下回りました。市場からは食味を評価され、数量の確保を要望されました。
毎年行っているカタログゆうパックでは、県内外から1、800件を超える申し込みがあり、5㌔規格で718箱、3㌔規格で1,121箱を出荷しました。
品評会の結果は次の通り。(敬称略)
▽郡山市長賞=谷代克明▽JA全農福島県本部長
賞=阿部智輝▽福島さくら農業協同組合代表理事組合長賞=保科幸子▽金賞(JA統括部長賞)=佐藤政雄▽銀賞(JA統括部長賞)=佐東昌樹▽銅賞(JA統括部長賞)=若林和男