厳格な基準を乗り越え前年比104% ASAKAMAI887生産部会全体検討会

 当JAASAKAMAI887生産部会は12月16日、郡山市の当JA本店で全体検討会を開きました。検討会では、同部会員、県中農林事務所、郡山市、当JA職員ら25人が出席し、2024年産米の実績や2025年産米の作付けについて協議しました。
 ASAKAMAI887は、郡山産米「あさか舞」のフラッグシップとなるプレミアム米。食味値が88点以上で日本米の平均(60~65点)を4割以上上回り、タンパク質含有率6.1%以下、ふるい目2.0㍉など生産基準が厳格に設定されています。
 今年度は11人の生産者のうち、ASAKAMAI887の基準に合格した生産者は4人で、出荷数量は前年度比104%の1,172袋(1袋/30㌔)となりました。
 検討会では、FGAP団体認証現地審査「更新審査」の結果が報告された後、県中農林事務所の職員から、来年度の対策として、高温登熟を前提とした肥培管理が呼びかけられました。
 古川弘作同部会長は「生産基準の全員通過を目標にしているがなかなか達成できていない。来年度は、みんなで意見を出し合って郡山産米のレベルアップにつなげたい」と話しました。

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