来年度の栽培に生かすため 生産者ら振り返る さやいんげん専門部

 当JA南部営農経済センターは12月16日、田村市の当JA大越支店と小野町の当JA小野支店でさやいんげん専門部会南部管内実績検討会を開きました。両支店合わせて生産者、当JA職員ら約25人が出席しました。
 同専門部会南部管内の今年度の販売実績は、11月末時点で販売数量約43㌧、販売金額約4800万円で、計画対比94・1%となりました。
 今年度は昨年度に比べて単価は高めでしたが、暑さなどの影響で花落ちや品質低下が発生し、全体量が少なくなりました。この結果を踏まえ、当JA職員が、次年度へ向けて完熟たい肥の施用や土壌分析に基づく適正量での施肥などを呼び掛けました。
 また、同管内では生産者の高齢化が進んでおり、同センターでは、栽培面積を減らした生産者へ選別の省力化につながる出荷方法のアプローチや、手あり品種から手なし品種への誘導、部会全体で1作プラス運動を行い、産地維持に向けて取り組んでいます。

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