
組織風土改革の実践に向けて 組合長インタビュー
JA福島中央会と当JAは3月31日、郡山市の当JA本店で、組織風土改革の実践に向けて志賀博之組合長にインタビューを行いました。
インタビューは、2024年度に実施した「役職員アンケート」や「常勤役員インタビュー」、「常勤役員ワーキンググループ(WG)」「人事制度改革と組織風土改革ワーキンググループ(WG)」、「リレーションプロジェクト」などの取り組みに対する評価や、2025年度に行う組織風土の改革に向け特に必要だと思うテーマ・項目、取り組みに基づき、志賀組合長の現場課題に対する考えを引き出すことを目的に実施しました。
昨年8月に行った当JA役職員向けアンケートについては、「負担・不満を感じていますか」や「常勤役員に期待していること・不満に思うことは何ですか」などの8項目の質問に対し、役職員の思いや現場の課題など、様々な意見を集約しました。
常勤役員WGでは、役職員アンケートの結果を基に常勤役員にインタビューを実施し、その結果を基により良い組織創りに向けた思い・考えの統一に向け、協議を行いました。
人事制度改革と組織風土改革の両WGでは、常勤役員WGの協議結果を基に組織の改善に向け、人事制度改革で目標管理、人事評価、役割等級について、組織風土改革で職場内コミュニケーションの活性化とJAの行動指針を示した「さくらウェイ」の浸透について、各3回の協議を重ね、昨年12月に常勤役員へ報告を行いました。
2021年に始まり、昨年4期目を迎えたリレーションプロジェクトでは、当JAの各部署の若手・中堅職員から選出された約20名のプロジェクトメンバーが7回にわたる協議を重ね、「新規事業」と「ES(職員満足度)・CS(利用者満足度)の向上」の2項目について常勤役員らに提案しました。
志賀組合長は「今回の取り組みを通じて現場を歩いても見えなかったものが見えてきた。この仕組みが効果的なため、今年度も引き続き取り組んでいきたい。特に、リレーションプロジェクトのメンバーは、将来のJAを担う職員だと期待している。現場の課題だけでなく、現場の良い所も波及出来るよう改善に努めて欲しい」と期待を述べました。