
地域農業の発展をめざして 箭内倉貴さん
田村市の咲倉ナーセリー代表の箭内倉貴さん(52)のハウスでは、野菜苗約50種類、20万本の出荷を目前に控えています。
箭内さんは17年前に就農し、現在は春先に野菜苗の栽培を行うハウスを活用し、トマトやキュウリ約45㌃や、水稲を栽培しています。
箭内さんの育てた苗は、当JAの直売所4店舗と、JA全農福島が運営する愛情館へ出荷している他、自宅敷地内での直売も行っており、種類も多く好評で、リピーターも多く訪れています。
また、箭内さんは当JA子会社の㈱JAアグリサポートたむらの委託農家に選定されており、ピーマン苗約3万8000本を育苗しています。
その他、箭内さんは指導農業士として認定されているほか、農業委員としても活動しており地域の農業振興にも力を入れています。
箭内さんは「生産者に買ってよかったと思ってもらえるようなしっかりとした苗を作りたい。今後は規模を大きくしながら、兼業農家の人も働けるような環境作りにも努めていきたい」と話しました。
野菜苗の販売は4月下旬から5月中旬までを予定しています。