学校給食にGABA米 新たな特産品を目指す

 楢葉町は4月21日、同町立楢葉中学校と楢葉小学校で当JAがギャバ生成装置を使用して製造や販売を行う同町産GABA米「ならはう米(まい)GABA+」を学校給食として提供しました。同日、町関係者や当JAの役職員が同中学校を訪問し、生徒らと試食を行いました。
 同米は、東日本大震災後の農業再生と米の消費拡大を目指し、「生産農家の経営安定」と「健康づくり」をテーマに、同町産米「天のつぶ」に付加価値を加えた米で、血圧低下やストレス緩和、睡眠の質向上などの効果があるとされているGABAを含んでいます。同町は2016年から営農を本格再開し、主要作物の水稲を中心に、再開面積を年々拡大しています。
 同校の松本涼一校長は「GABA米は体にとても良いので、いっぱい食べてほしい」と話し、生徒は「少し甘味を感じて、おいしい」と頬張りました。
 同米は今年度から本格的に町の学校給食に提供され、同町では、新たな特産品として期待しています。

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