
部会員に向けて新施設お披露目 いわき長ネギ選果調製施設
いわき市のいわき長ネギ選果調製施設が今年2月に完成したことを受け、当JAは5月16日、同施設で部会員に向けたお披露目会を開きました。当JAいわきねぎ部会員や、県農林事務所、JA全農福島、当JAなど関係機関から約60人が出席しました。
いわき地区管内は秋冬ネギが国の指定産地に登録されていますが、生産者の平均年齢が74歳と高齢化し、耕作面積が減少していることが課題となっています。このような状況を踏まえ、長ネギ生産に必要な労働時間の61.8%を占めている選別・調整作業をJAで引き受け、労働力軽減を目的に新設しました。
同施設は、産地生産基盤パワーアップ事業を活用して建設され、鉄骨造り1階建て、延床面積は832.69㎡です。長ネギの根葉切り・皮むき機や、1時間あたり最大4000本を選別することができる画像選別機などを導入し、生産者の労働力軽減といわきねぎのブランド力強化を目指します。
お披露目会では、同施設内の機械を取り扱う㈱マツモトの社員が部会員に向けて、集荷されてからの一連の動きや機械の使い方などを説明しました。
今後同施設は、11月頃に本格稼働する予定です。