広野町のブランド米「とんぼのめがね米」 ふるさと納税返礼品として全国へ

 広野町は11月12日、同町役場で2025年度広野町ふるさと納税特産品「とんぼのめがね米」発送第一便出発式を開き、「とんぼのめがね米」の新米が全国へ発送されました。同町の遠藤智町長ら町関係者、生産者、当JAの役職員や当JA子会社の㈱アグリサポートふたばの役員ら約20人が出席しました。
 「とんぼのめがね米」は、広野町産特別栽培米コシヒカリをブランド化したもので、同町が童謡「とんぼのめがね」の舞台となっていることから名づけられました。現在は同町内で25人の生産者が栽培しています。
 ふるさと納税で3万3000円寄付すると精米1袋10㌔を返礼品として受け取ることができ、11月11日より申し込みの受け付けを開始しました。
 出発式では、遠藤町長や生産者、町のマスコットキャラクター「ひろぼー」から運送業者へとんぼのめがね米が手渡され、トラックが出発しました。
 遠藤町長は「今年で11年目の取り組みとなり、年々知名度が上がっている。生産者が丹精込めて栽培した広野町のお米を全国の方々に食べていただきたい」とあいさつしました。
 同町は、2011年の東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故の影響で全町民が避難していましたが、翌年には避難指示が解除され、実証田での試験栽培など営農再開に向けて取り組んでいました。2013年には徐々に同町の農家が営農再開し、特別栽培米の栽培に力を入れています。

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